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2021年3月14日(日)受難節第4主日礼拝

更新日:2021年3月21日

聖書  マタイによる福音書19章30〜20章17節

讃美歌 Ⅱ16番、50番、502番

説教  「同じ扱い」

マタイによる福音書19章30〜20章17節

『同じ扱い』

ぶどう園の主人は夜明けに出かけていきます。自分のぶどう園で働く労働者たちを雇うためです。主人は日当1デナリオンの約束をして最初の労働者を彼のぶどう園に送ります。このあと主人は9時と12時と3時にも出て行って「何もしないで広場に立っている人たち」に「あなたたちもわたしのぶどう園に行きなさい。ふさわしい賃金を払ってやろう」と声をかけています。主人が5時頃にも行ってみると、ほかの人たちが立っていました。主人は尋ねます「なぜ、何もしないで、一日中ここに立っているのか」彼らは答えます「だれも雇ってくれないのです」。その彼らに主人は、「あなたたちもわたしのぶどう園に行きなさい」と、何の約束もなく命じました。

 ぶどうの収穫は雨季が来る前に終えないと残ったぶどうは腐ってしまいます。それで、たとえ1時間しか働けない労働者でも人手がほしいという事情があるのです。イエスのこの天国のたとえは聞いている人たちにその光景がありありと目に浮かぶようでした。5回も広場に出向いて、そこに立っている人に誰彼なく声をかけ自分のぶどう園に送る。「天の国はこの主人のようだ」が1節の直訳です。

光景を思い浮かべて、そんなことがあってはならない、と思われるのは、その日の賃金の支払いです。主人が監督に命じた支払い方は最後に来た者たちから始めて順々に最初に来た者たちに渡るようにというものでした。「そこで5時頃雇われた人たちが来て、1デナリオンずつ受け取った」。これは施しではなく労働賃金の支払いです。1日の労苦の代価なのです。僅か1時間しか働けなかった人たちにとってぶどう園の主人と監督とはこの世で出会った神様のようではないでしょうか。「後にいる多くの者が先になる」(19:30)のです。 

 けれども、この1デナリオンは雇い主にとってどうなのでしょう。時間給換算で11時間分、この主人は自分の身を切っているのです。早朝から働いた人たちの不平の矢面に立ち主人ははっきり言います。「自分のものを自分のしたいようにしては、いけないか」「わたしはこの最後の者にも、あなたと同じように支払ってやりたいのだ」。

この人を見よ。天の国の「国」は彼の支配です。今日のワンコインに「イエス・キリスト・神の子・救い主」と胸に刻んで円居しましょう。

(信岡茂浩)


 
 
 

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